防災害の対策で備えて日常で持ち歩く非常用グッズセットのリスト

近年は豪雨や台風での水害と土砂災害、豪雪、地震などによる被害が相次いでいます。
そこで多くの人が防災に目を向けるきっかけとなりました。防災害対策の目的でどんな

グッズを非常時には持ち出せば良いのか？また普段どのような品物を自宅などに備えて
おけば良いのか？が注目されました。緊急時用のグッズセットのリストを紹介します。

1 　非常時用の持ち出しグッズの種類
2 　日常で用意をして持ち歩くグッズ

　非常時用の持ち出しグッズの種類

　　
天災や人災などの災害が起きた場合のための非常時用の持ち出しグッズは大きく分けて
一般に以下の3種類があります。それぞれを用途や状況などに応じて用意されて下さい。
　　

日常で常備して持ち歩くグッズ（自宅に帰るまでの間）≫　0次用持ち出しグッズ
最初の避難時に持ち出すグッズ（自宅から避難する際）≫　1次用持ち出しグッズ
避難した後に持ち出すグッズ（避難場所での生活の為）≫　2次用持ち出しグッズ

　　
当サイトでは緊急の際などに持ち出すためのアイテムを上記のように3種類に分類して
一般的にどのような品物を持っていれば大丈夫なのか？を具体的に紹介していきます。

　　
弊サイトの編集部では市販の様々な防災グッズのセットを確認して、消費者の方たちの
口コミ評価レビューを調べてどんなセットなら最も便利で効果的か？を検討しました。

　　
世間では災害時用の持ち出し品をフルセットの形で販売してる企業様が沢山あります。
でも持ち出し用のグッズを使用する利用者の方たちにとってベストなセットはなかなか

見つからないのが現状です。非常時用のグッズセットの内容は家族構成や、個人ごとの
考え方とニーズなどで大きく変化するからです。例えば、細かく配慮されていて便利な

商品だけど、自身のスマホの充電には使えないモバイルバッテリーが入っていたとか、
首から下げられるLEDライトよりヘッドライトの方がほしかった.. などのように需要は

多様化しています。そこで当サイトの編集部では読者の皆さんにとって最善の持ち出し
用のセットを提案していく目的で可能な限り広く柔軟に製品をリサーチしてきました。

　　
その膨大な分量の調査結果を分かりやすくチェックリストの形にまとめて3種類の持ち
出しグッズのセットを紹介します。個別にアイテムを準備する際に活用されて下さい。

　日常で用意をして持ち歩くグッズ

　　
学校や職場などにいる時、また通学や通勤などの途中に外出先で運悪く被災してしまう
場合があります。最低限の防災グッズを常に身につけて常備しておくことが大切です。

　　
0次用持ち出しグッズはできるだけ日常で持ち歩くことが望ましいです。勿論、負担が
大きい為に学校や職場などに置いておく方法も考えられます。しかし理想としては普段

持ち歩ける形で準備できると良いです。勉強や仕事の道具などと一緒に持ち歩くので、
できるだけ軽くコンパクトにして移動の際の負担を最小限にできる内容にすべきです。

　　
従って、0次用持ち出しグッズの置き場所は日常で通学や通勤などで使ってるカバンの
中に入れておく形になります。負担が大きくて辛い場合は1日の大部分（12時間以上）

の時間を過ごす環境（自宅や勤務先など）に置いておかれて下さい。通学や通勤などで
リュックを使用してる方たちは重さをあまり感じないので持ち歩くケースが多いです。

　必ず持っておくべきグッズ

　　
0次用持ち出しグッズの場合には『人によってあると便利なアイテム』を特に別に設定
する必要まではありません。個人的に要ると思うグッズは下記の表を利用して下さい。

　　
必要と感じたグッズについては、用意できたら表の左の欄のチェックボックス（ □ ）
をクリックして、下記のリストに記録していきましょう。

	必要なグッズ	気をつけておくべき注意点
	緊急時用ホイッスル（笛）	ホイッスルは被災して身動きがとれなくなってせまい場所などに閉じ込められたような場合に救助を求めるための道具で、0次用持ち出しグッズとしては非常に重要なアイテムです。キーホルダーの形ではなくて首から下げられる商品を選ぶべきです。　　緊急時用のホイッスルはIDカードがついている製品であれば、落としたりしてなくしても持ち主がすぐに分かって届けてもらえやすくなって、見つかる可能性が高くなるのでより安心できます。ホイッスルは防犯ブザーのように使うことで防犯対策のグッズにもできますので、小さくてコンパクトで音の大きい笛を選びましょう。　　余談ですが、日常で持ち歩いている手荷物の中と、その他にできれば寝室にもホイッスルを置いておくと良いです。寝ている間に災害（地震や豪雨、台風、土砂崩れなど）が起こって家屋が倒壊して生き埋めになって身動きがとれないなどの状況が実際に起こり得るからです。
	LED ラジオライト	一昔前は当サイトでも非常時用に懐中電灯とその乾電池（予備を含む）、ラジオを0次用持ち出しグッズとして紹介していました。しかし今はLEDのライトとラジオが一緒になっていて、手回しで充電できて、さらにサイレンもついていて、スマホや携帯電話（ガラケー）の充電ができるモバイルバッテリーの機能まで備えてる多機能なグッズが安く買えるようになってます。　　従って、弊サイトでも高機能で安価なLEDラジオライトを推します。いつもラジオライトが手元にあると情報をすぐに収集できて、スマホや携帯電話を緊急時の連絡用に使わないで温存しておけますので安心できます。　　 0次用持ち出しグッズはできるだけ持ち運ぶ荷物を軽くコンパクトにして少なくしたい事情があります。懐中電灯や電池とラジオなどを別々に用意するのではなくて、色々な機能が一緒になっていて便利でリーズナブルな製品をお求め下さい。　　【注意】　　 1　モバイルバッテリーの機能がついてる機器をお求めの場合には、必ずご自身がお使いのスマホなどの機種を充電できるタイプかどうか？を正確に確認してから購入して下さい。その点を確認しないで買うと失敗してしまいます。　　 2　手回しで充電できるダイナモ式のラジオライトはとても便利で災害時に活躍してくれますが、必ず本体に蓄電できるタイプの商品をお求め下さい。手回しで充電できて便利でも、製品の本体に蓄電できないタイプだと、使っている間ずっと一定の速さでハンドルを回し続けないといけなくて疲れるので少し不便です。　　スマホなどを充電しようとしている際にも、フルに充電されるまでずっと回さないとダメで、寝ている間に充電を済ませておくなどのことができません。従って、本体に電気をためておけるタイプかどうか？をよく確認してから購入されて下さい。
	現金	普段、誰もが財布を持ち歩いているので、現金については特に心配は無さそうですが、例えば1万円を緊急時用に備えておくだけでも数日間はそれで普通に生活できます。災害時用に日常の生活費とは別に千円札や小銭の形でお金をプールしておくと便利です。　　また被災した際にはスマホが電池切れで必要な連絡をとれなかったり、もしくは各社のスマホが通信障害などでつながらなくなってしまう場面があり得ます。そんなケースでは公衆電話が代わりの連絡手段になります。　　災害が起きた時には一般に公衆電話を無料でかけられる場合があります。しかし身近にある電話ボックスで無料になっているかどうか？までは分かりませんし、確実に無料になるとは限りません。　　従って、防災害の対策としては公衆電話用に10円玉と100円玉をいくらかずつ用意しておくと良いです。さらに緊急の際に公衆電話では現金よりもテレホンカードの方が軽くて長い時間かけられて重宝します。　　いわゆるテレカはアナログなアイテムで、今は日常でほとんど見かけなくなっていますが、100度数のカードでも千円程度で手軽に手に入ります。いざという時に時間や手持ちの現金などを気にしないですぐに電話をかけられるとすごく安心感があって快適なのでオススメできます。
	飲料水	500ml程度のペットボトル1本で大丈夫です。これは多くの人が日常で持ち歩いているので、特に意識はしないで良いです。
	軽食用の食品	通学や通勤などの場面で被災して、電車などから出られなくなってそのまま一夜を過ごす展開になる場合もあり得ます。数日分の食料を毎日持ち歩くのは大変ですし、その必要性も実際にはありません。　　しかしチョコレートやキャンディ（飴）、簡単な栄養補助食品くらいを手荷物の中に少し入れておけると、災害時に半日から1日くらいはそれでしのげるので安心できます。
	レインコート	意外と盲点ですが、災害時に不意に雨が降ってくるなんてことはよくあります。特に寒い季節で、しかも雪国の地域だったりすると雨や雪が降ってきただけで精神的にさらに辛くなる可能性が高いです。　　普段の通学や通勤などで勿論、皆さまは天気予報を見ながら雨の心配をしつつ過ごされていると思います。でも軽くてコンパクトにしまえるレインコート（レインウェア、カッパ、雨合羽、雨具）を1枚持ってるだけで緊急時には随分と安心感があります。　　人によってはレインポンチョなどでも、形は何でもかまいません。でも100均で買えるような商品はすぐにボタンがとれて生地が簡単にやぶけたりとか、大きさ的にミスマッチだったりなどと色々なトラブルが消費者の方たちから報告されてますのでご注意下さい。　　 100均のお店などでそろえて、それで充分な防災用のアイテムもいくつかはあります。でも例えばレインコートは100均ので済ませようとすると、災害が起きていざという場面でやはり不安が色々と残ってしまいます。
	その他のアイテム	その他には筆記用具（油性のボールペンと手帳など）や健康保険証（コピーで大丈夫です）、マスク、常備薬などを持ち歩けると良いです。　　マスクがあると防塵や防煙、防寒、受動喫煙・排気ガスの吸引・花粉の吸入を防ぐこと、風邪などの予防、女性の場合には肌の乾燥を避けられて、お化粧がくずれている状態の見た目や緊急で避難する際のすっぴん顔を隠すことなどができて、色々な用途に工夫して使えてとても便利です。